倍率50倍の事務職正社員に転職した話

ご覧いただきありがとうございます!

子供が大きくなったからそろそろ正社員に転職したいな
土日休みの事務職がいいな
そう考える方も多いのではないでしょうか?
私もその一人でした

この記事は
扶養内パートだった私が、年収約5倍の正社員事務職に転職した時の話です

① 当時のスペック

・私35歳、子供5歳(保育園年中組、一人っ子)
・9時~15時の扶養内で勤務

職種は事務。データ入力や電話応対を主にやってました

いや、事務ってだいたいそうやん
入力、電話、集計 この3つで一日終わる

② 転職活動を開始した時期

・12月から

冬のボーナス後は退職者が多くなり求職者数が増えるので
この時期に合わせて始めました
ちなみに年度末(3月)の定年退職者の補充で求人が出るのもこの時期が多いです

③使った転職サイト

職安です(ハローワークと言え)

そもそも事務って人気職なので、お金かけて求人出す必要がないんですよね
なのでハローワークに行くのが

一番早いです
ネットでも見れますが、条件だけの提示で
社名はハローワークで見られる求人票にしか出さないよ!って所も多いので
ちゃんとハローワークで求職者登録をするのが一番の近道です
私はハロワのサイトで受けたい会社をピックアップしてから行っていました

④ 面接までに準備したこと

・自己分析

・企業研究

・履歴書の写真撮影

・面接の練習

自己分析

今まで自分が何をやってきたか、それを踏まえて何かできるのか
すべてメモに洗い出し、職務経歴書に落とし込みました
前回の転職の際のものをたたき台に作りましたが、それでも時間かけましたね・・
多分、時間換算で24時間以上は余裕でかけていると思います
子供のお迎えまでの間、子供が寝た後などにチマチマやってました
「転職するぜ!」って決めた時からとりかかったので、直前で焦らなくて済みました

企業研究

知らない企業だったのでホームページでリサーチし
その企業と自分の生活にリンクしている点を見つけ(企業が提供している商品やサービスが自分の生活に無関係、ということはほぼないので)志望動機に落とし込みました
具体的には「私達の生活に深く関係している貴社の○○をより社会に広めていくため、私も微力ながら尽力させて頂きたいと思い志望いたしました。」的な感じです

履歴書の写真撮影

これ、声を大にして言いたいのですが
「30過ぎたら証明写真機での撮影はダメ、絶対!!」
20代までは、自分の見た目と脳内見た目って大体一致してるんですけど
30歳を超えると、脳内見た目が20代の頃で止まってるんですよ
自分の写真自体も撮る機会が激減するので、たまに撮ると劣化具合にビックリするじゃないですか。私だけ?
なので、写真館に行って証明写真を撮ってもらいます

メリットは2つあり
①いい感じに修正してくれる
肌荒れや、はらりと1本額に落ちた髪の毛、顔色の悪さ、などを自然に修正してくれます
背景も明るめの色で、好印象を引き立たせてくれます。あの「ザ・証明写真」の青ではない
撮影も「もうちょっと顎ひいて」「広角上げて」等指示してくれるので表情作りやすいです
料金はそれなりにしますが、第一印象で落とされたら元も子もないので
これはケチってはいけないと思います

②写真をデータでもらえる
私はハローワークからの応募だったので関係ないですが
ウェブ媒体からの応募も増えてきているので応募媒体によっては必須かなと思います

面接の練習

実際に椅子を用意して
ノックして「失礼します」と言い
ドアを開ける所からシミュレーションしてやりました。1人で(悲しいわ)
やってみると
「ノックは2回でいいんだっけ?」
「この鞄だと椅子の横に置いたら倒れて印象悪いな」

など細かい事に気付けます

⑤ 面接官の本音

そもそも、倍率とか面接官の本音とか、なんで知ってるの?

実は入社辞退者の繰り上げ採用だったからで(棚ぼたー!!)
入社後、お酒の席でその話になったときに
・なぜ初回不採用になったのか
・採用された人の決め手はなんだったのか
・実際の応募数はどれだけあったのか

等々、聞き出したからです。笑

リサーチの結果
応募数は書類選考含め約50件
その激戦を制し、採用になった人の決め手は
「人柄」
でした(えええーーー!!)

意外じゃないですか?
エクセルが超使えるからでも
マクロが組めるからでも
タイピングが早いからでもないんですよ

面接官曰く
「面接のとき、書類に明らかな誤字があってね
 そのことを指摘したときの反応が良かったんだよ」

私(誤字あっても書類選考通るんや・・)

採用になった方は
慌てるでも、無駄に謝り倒すでもなく
「あらあ、本当ですか?申し訳ございません~」
と笑顔で答えたそうです
その対応がとても柔和で、好印象を抱いた面接官が多かったそうです

私思いましたね
「いくら取り繕っても、天性の性格の良さには勝てない」と

(この人はあざとそうやけどな)

いや、素の自分をそのまま面接で出しても受からないことはわかりきっていたので
北島マヤ並みに「仕事できる奴の仮面」を被って面接に臨んだんですよ
でも被るべき仮面を間違えてましたね
演じなければいけなかったのは「柔和で機転が利く女性」だったのです

面接官、こうも言っていました
「面接の結果、一番仕事ができそうなのはあなただと誰もが判断したし
 コミュニケーション能力も申し分ないとの見解だった
 だからどちらを採用するかとても迷ったんだけど
 (採用者の)柔和な対応の良さを推す人が多かった」
※私か、採用になった方かの2択だったそうです

考えてみたら、面接官の言っていることはもっともで。
実務の大半は専用ソフトを使うから、そんな高度な技術は必要ないし
それよりも社内の人間とずっと円満に過ごすとか、取引先に好印象を与えるとか
そっちの方がよっぽど大事
だったりするんですよね

私も採用側だったら、今のメンバーとうまくやれそうな子を採用するわ、うん

あと「テキパキしすぎて数年後、自分が怒られそうで怖かった」とも言われました
仕事できる奴の仮面、めっちゃ裏目に出てるやん

⑥ 職務経歴書に書くべきこと

コミュニケーション能力を押し出せ!

特別にエクセルスキルがなくても
何かを成し遂げた!という実績がなくても

今までの会社で特にトラブルなく仕事したよ
上司にも同僚にも後輩にも良くしてもらってきたよ

これだけでも、十分なセールスポイントになるということです

職務経歴書に何を書けばいいか分からない
そんな大層な経歴ないよ・・という場合でも(私ももちろんないです)

 ・笑顔での挨拶
 ・顔を見て名前を呼ぶように努めている
 ・何か尋ねる時は「今大丈夫ですか?」と相手の都合を聞くようにしている
 ・教えてもらう際は、必ずメモを取るようにしている

等々、普段何気なくしていることを、そのまま職務経歴書に書けばいいのです

「私そこまで意識してやってないわ・・!」と思う方も多いと思いますが
大丈夫、無意識にやってます
というか逆に、してないと結構嫌われます
嫌じゃないですか?不愛想でこちらの都合は気にせず教えを請い、メモを取らない人。笑

⑦ 必要なパソコンスキル

・ブラインドタッチができる
エクセル3級程度の知識

とはいえ事務職である以上、最低限のパソコンスキルは勿論必須です
個人的には上記ができれば問題ないかと思います

⑧ まとめ

結局何が大事なのか?

結局、人柄がすべてなら
時間をかけて作った履歴書や職務経歴書は無駄だったんじゃない?
そう思われる方もいるかもしれません

でも私は無駄だとは思いませんし
逆にその下準備がなければ
最後の2人に選ばれることも
書類選考を通ることさえも、なかったと思います

最初に採用になった方だって
面接官の基準以上の書類を提出したことは絶対でしょう

ただ、アピールするべきポイントがずれていた
今となってはそう思います

次に転職をすることがあれば
パソコンスキルよりも
同僚との人間関係や
取引先との信頼関係

それを築いたプロセスに比重を置いた書類を作成します

まあ、幼児を抱えての転職活動
控えめに言ってめっっっちゃしんどいので
もうやりたくないですが。笑

転職を考えている皆様が納得のいく企業に就職出来るよう
私の体験談が少しでもお役に立てれば幸いです

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